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「裁量労働なら、仕事中にドーナツパーティーしても問題ないよね!」「どんどんドーナツどーんと行こう!」
ちなみに実際に仕事中に会社ぐるみでドーナツパーティをしていたことがあります。あの会社は良かった……
それはさておき、最近裁量労働制、特に裁量労働の運用方法について色々な話題が挙がっています。そんなわけで今までの会社で体験したり見聞きした裁量労働制の暗黙ルール・運用方法について書いてみたいと思います。
裁量労働制:93事業場で異常数値 厚労省、精査進める https://t.co/GX7vhoTdlx
— 毎日新聞 (@mainichi) February 23, 2018
思ったより良い?暗黙ルール
裁量労働をするとボーナスが+αになる
裁量労働を実施しているとボーナスの査定が+αとなって20万円ぐらい上乗せになるという仕組みがありました。これは暗黙ではなくて制度として明文化されていました。ただし、残業代が固定になるので、その補填という意味合いだったのかもしれません。
残業が大体80Hを超えると裁量労働から除外される
残業が多すぎると裁量もくそもないだろうということで裁量労働をはずすことができます。ただし上司の意向に左右されるのが難点!!
台無し?暗黙ルール
日本で裁量労働を実施しても、結局運用で台無しとなるケースです。
強制的に裁量労働になる
裁量労働になることを選択する旨の書類にサインをするが、実質的に選択権はなくて強制的に裁量労働を認めるサインを書かされる
午前中に出社しない場合には午前休の申請が必要
裁量労働なんだから午前休の概念はないはずなのに……
10:00までに出社しない場合にはチームメンバーに通知が必要
会社にいないと連絡がとれないなど問題が発生するからとか……
10:00までに出社しない日がつづくと裁量労働から除外される
残業大杉の逆のパターンですね。何のための裁量労働なんだか
土曜日に出社しても休日出勤手当がつかない
裁量労働でも休日出勤すると手当が出るのですが、土曜日を休日出勤扱いにするかどうかが会社によって異なる場合がある。これは忙しい会社だとモチベーションんに差が出るので重要です。
裁量労働の意義
裁量労働の意義としては、自分の働き方を裁量をもって自由にできることだと思います。
そういう点としては今まで、特定の日は「8:00-23:00」で働いて、別の日は「10:00-17:30」で働くという形が可能だったので、ある意味裁量はありました。
ただしこの程度の裁量ならばフレックスでも変わらないので、裁量労働を拡大するよりも、フレックスを使いやすくした方が、ワークライフバランスに関しては良いのではないかと思うのです。
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