2017年06月04日

金融庁と個人投資家の意見交換会のレポートを読んで

前回同様に、2回目の金融庁と個人投資家の意見交換会に参加された方のレポートを色々読ませていただきました。

参加レポート










感想

色々なQAが飛び交ったみたいですが、注目されている内容としては「iDeCoや他のNISAとの制度の棲み分け」と「金融リテラシー教育」なのかなと感じました。

制度の棲み分けという意味では、国としてある一定の指標を示した(考えた)上で実施してほしいと思います。企業型DC/個人型DC/NISA/ジュニアNISA/積立NISAと制度が増えていったときに、どれをどう使っていけば良いのか指針を分かり易く示していかないと、積立NISAにも投資初心者が集まってこないと思います。

現状は制度が入り組んでいて、どの制度をどう使うかを個人で考えたり、他の人の考え方をWebや書籍で調べて選択する必要があります。国内で貯蓄から投資に向いていかない原因もそこにあるのではないかと思ったりします。(ちなみに周りのNISAを使っている人も積立NISAが来年できることを知っていませんでした)

個人的にはジュニアNISAの方向性が分からなかったりします。子供の将来(教育資金)用の投資なのに個別株をOKにして良いのか?積立NISAのように投資信託など、ある一定の縛りを入れたほうが良いのではないのかと思ったりします。また、山崎さんは運用法の一例をあげていますが、夫婦で年間240万のNISA枠を使い切らない人にとっては不要というか、NISAを使い切る方が先になるのかなと思います(あえて言うなら、子供の投資教育として使う分には良いのかなと思いますが)。

金融リテラシー教育は、どうすれば多くの人が積極的に参加するのかなぁというのが自分の感想です。中学生ぐらいまでの親子や学校で考えるという意味ではNHK(Eテレ)で良いとは思いますが、それ以上の年代への教育となるとテレビ(NHK)とかを積極的には見ない可能性があるので大学や企業の中での教育しかないと思います。

金融機関を通した教育はNGという意見もありますが、個人的には大学や企業内の場合なら金融機関を通した教育でも良いとは思っています。1対1の対面だと金融機関の人は自分の利益になるような誘導をしがちですが、自分が参加した企業内DC説明会では大勢の前で話すので、そんなにひどい説明にはなっていなかったと思います。(説明担当者が慣れていなかったのか、微妙な説明をしてQAの時に追及をくらっていた印象もあります)

色々、課題はあると思いますが、積立NISA自体は楽しみですし、意見交換会のような試みは面白いと思うので金融庁の方には今後も頑張ってもらいたいです。

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posted by くまなべ at 21:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | インデックス投資
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